放射線科では、現在6 名の診療放射線技師により、一般撮影装置、X 線透視撮影装置、骨密度測定装置、X 線CT 装置、MRI 装置などによる検査を行っています。
適切な治療、診断ができるよう正確な撮影を心がけています。
X 線を使って脊椎・四肢など体の様々な部分を撮影します。撮影部位によっては検査着に着替えていただく必要がありますのであらかじめご了承ください。
また、当院では2021年9月よりレントゲン撮影において様々な最新技術が搭載されたFPD(Flat Panel Detector)を導入いたしました。従来装置と比較すると主に以下のようなメリットがあります。
FPDは従来のCR装置と比較して低線量での撮影が可能となりますが、当院はその中でも高感度タイプのFPDを採用しており、 より低線量での撮影が可能となっております。従来装置と比較して、最大50%の低線量化を実現しています。
150μmという高精細なピクセルサイズとダイナミック処理、ノイズ処理などの最新画像処理技術を搭載しており、より高画質な画像を実現しています。
従来のCR装置では、撮影から画像を確認するまで約1分かかっていましたが、FPDでは数秒で撮影画像を確認することができます。 検査部位により異なりますが、最大30%の検査時間の短縮を実現しており、患者様の検査待ち時間の短縮の一助となっています。
従来装置では撮影毎にカセッテを交換する必要があり、その際どうしても疼痛の発生を抑えられないケースがありました。 しかし、FPDでは同じカセッテのまま繰り返し撮影を行うことが可能なため、患者様の身体的苦痛の軽減につながっています。
骨粗鬆症の診断や治療の経過観察に有用とされています。
測定部位は骨密度が低下すると骨折するリスクが高い、腰椎と大腿骨頚部の二か所で測定します。
X 線を用いて体内を透視し、その様子をTV モニターで観察しながら撮影する検査です。
造影剤などを使用して、脊髄などの透視検査や、神経根ブロック、関節脱臼後の整復などを行います。
骨骨格、胸部、腹部などの幅広い検査に対応し、それらの撮影したデータをもとに3D(3 次元)画像や多方向断面画像を作成します。
検査時間は短いですが、息止め、体を動かさないなどの制約があります。
手術用の移動型透視装置です。骨折や脊椎の手術の際に骨や金属固定具の位置をリアルタイムに確認することができます。当院では2021年9月にGE社製OEC Elite CFDを導入いたしました。 X線検出器部分に高感度FPD(Flat Panel Detector)を採用することで低被ばくかつ高精細な画像を実現しました。
令和元年12 月よりHITACHI 製 1.5T MRI ECHELON Smart Plus を導入いたしました。
MRI 検査は高磁場の中に入って行うため、いくつか注意事項があります。検査前に問診を行い確認させて頂きます。問診表(PDF)
検査は予約制となっておりますので、希望される方は診察の上ご相談下さい。
また、当院では「条件付きMRI 対応ペースメーカー」の検査には対応しておりませんのでご了承ください。
当院ではMRI検査(単純MRIのみ)のご依頼も可能となっております。詳細情報は次の通りですので、是非ご活用ください。
・平日 12時00分、12時30分、13時00分、17時00分
・土曜 8時30分~12時00分
※祝日、年末年始を除く
・放射線部(TEL:011-764-3311(代表))
・平日 9時00分~17時00分
・土曜 9時00分~12時00分
※祝日、年末年始を除く
・通常検査画像入CD-Rは患者様にお渡しいたしますが、ご希望があれば郵送も可能です。読影レポート、検査依頼申込票の原本は紹介元医療機関様に郵送いたします。
・郵送の費用は、当院が負担します。
お電話にて以下の項目を質問させていただきます。
・患者氏名
・生年月日
・撮影部位
・予約希望日時
・保険証
・検査依頼申込票兼診療情報提供書
※原本をお持ちいただいて結構です。当院にて複写して返却いたします。
CT検査依頼申込票兼診療情報提供書(PDF)
CT検査依頼申込票兼診療情報提供書(Excel)
MRI検査依頼申込票兼診療情報提供書(PDF)
MRI検査依頼申込票兼診療情報提供書(Excel)
・MRI問診票兼同意書(MRI検査の場合のみ)
MRI問診票兼同意書(PDF)
MRI問診票兼同意書(Excel)