リハビリテーション科は骨や関節、筋・腱の損傷、痛み、知覚障害、運動障害、スポーツ障害などに対してリハビリテーションを行います。
具体的には、骨折や腰椎椎間板ヘルニア、肩腱板断裂などの術後のリハビリテーションをはじめ、腰痛、肩の痛み、膝の痛みなど、日常的に起こる慢性的な体の痛みや違和感などに対して治療を行います。
また、スポーツでの使いすぎによる痛みの除去や、再受傷予防のための効率の良い身体の使い方やコンディショニング指導などを行い、早期スポーツ復帰やスポーツパフォーマンスの向上をサポートします。
当院では体の障害のみならず、患者様一人ひとりの生活環境に合わせてオーダーメイドの医療サービスの提供を目標とし、患者様に寄り添ったリハビリテーションの実施に取り組んでおります。
脊椎・脊髄疾患における痛みの原因は炎症などによる侵害受容性疼痛や末梢神経の圧迫や緊張によって生じる神経障害性疼痛、社会的な環境や心理的な要因で生じる心因性疼痛に分けられ、それらが混在します。
また、痛みが出だした早期に適切に対処しなければ、痛みの慢性化を引き起こし、生活の質が下がることになります。
当院では質問紙や問診、理学検査により痛みの原因を探り、脊椎専門医師と連携して薬物療法と運動療法によって疾患の根治と再発予防を目指します。